私の体に溜まった老廃物がどのような形で堆積しているのか — インバディ結果表の読み方
🧾 Answer First | 核心結論
体重75kg、身長165cm のお二人が同じように韓医院にいらっしゃいました。
インバディを撮ってみると、内部の形が全く異なります。
私は東濟堂韓医院の院長・チェ・ジャンヒョクです。
同じ体重でも内部を見ると、三つの形に分かれます。
体水分が多く溜まった方、体脂肪が多く溜まった方、筋肉が不足していて体脂肪だけが溜まった方です。
インバディ結果表がこれを示しています。
ところが、ほとんどの方が体重と体脂肪率の二行だけを見て結果表を閉じてしまいます。
ここで一つはっきりお伝えすることがあります。
インバディは私の体に溜まった老廃物が現在どのような形で定着しているのかを示す指標です。
診断そのものではありません。
韓医学では
余剰な体水分を水毒(スイドク)・湿痰(シッタン)と呼び、
滞った食べ物のカスを食積(ショクセキ)と呼び、
硬くなった循環を瘀血(オケツ)と呼んできました。
どのような体質の人でも — このような老廃物そのものは同じ名前で溜まります。
ただしそれをどのような処方で解消するのかは体質が決定します。
本日はインバディ結果表から本人の老廃物の形を確認する方法をお知らせします。
本人の形が見えた後、体質に合わせた治療の方向は診療室で決定されます。
✅ Action | 即座に実践
次にインバディ測定をされるときは、結果表でこの三つからご確認ください。
1️⃣ 体脂肪率 (Body Fat Percentage)
最も上から二番目程度に表示されるパーセンテージです。
- 女性30%以上 / 男性25%以上 → 体脂肪過多
- 女性23~30% / 男性18~25% → 正常範囲
- 女性23%未満 / 男性18%未満 → 正常またはやや瘦せ型
体脂肪率が高い場合、食積・瘀血が脂肪の形で溜まっている可能性が高いです。
ただし、次の二つの項目と一緒に見て初めて正確な状況が分かります。
2️⃣ 体水分項目 — 細胞外水分比(ECW/TBW)
結果表の中盤辺りの「体水分」または「むくみ指数」という項目です。
インバディのモデルによって名称が多少異なります。
- 0.360以下 → 正常
- 0.380以上 → むくみ疑い\、水毒・湿痰の滞留可能性
体脂肪率は正常なのにこの数値が高い場合、脂肪ではなく余剰な体水分が滞っている方です。
ダイエット12週間は終わりではありませんこの形についてのクリーニングの流れを詳しく扱いました。
3️⃣ 筋肉量標準比較 (Skeletal Muscle Mass)
本人の身長・体重と比較した標準筋肉量の棒グラフが表示されます。
- 標準より長い (110%以上) → 筋肉型
- 標準範囲内 → 標準型
- 標準より短い (90%以下) + 体脂肪率が高い → 隠れ肥満型
体重が軽いか平均でもこの組み合わせが出ている場合、筋肉が不足した状態に体脂肪だけが溜まった形です。
見た目では太っていないのに、インバディでは肥満が正解の方たちです。
本人の結果表の形がどちらであるか確認されたら、この記事の後ろのProofセクションで同じ形のケースを一緒に見ていただければ結構です。
🚨 Warning | 必ずチェックすべき危険信号
インバディは有用な指標ですが、いくつかのことを知った上で見る必要があります。
✔ 測定直前の食事・飲水・運動・生理周期で ±1~2kg 変動します
ご飯を食べた後に測定したインバディと空腹時に測定したインバディは、同じ人でも異なる結果が出ます。
同じ条件(朝食前、トイレの後)で測定した結果同士だけを比較してください。
✔ インバディの数値一つで自己診断・自己処方は危険です
体脂肪率が高いからとインターネットの痩身漢方薬を開始されたり、むくみ指数が高いから利尿剤を購入される方がいます。
インバディは本人の老廃物の形を確認する出発点であり、処方を決定するツールではありません。
どのような薬・どのような食事療法・どのような運動が必要かは、体質を見た診療で決定されます。
✔ 片側だけ腫れている場合
インバディで左右または上下肢の体水分が片側だけ大きく異なっている場合、静脈・リンパの問題の可能性があります。
韓医院ではなく血管外科・内科の検査が先です。
✔ 同じ条件で3か月以内に体脂肪が急に5%以上増えた場合
生活の変化がないのに体脂肪率だけが急速に上がる場合、ホルモン変化(甲状腺・インスリン・コルチゾール)を先に確認する必要があります。
🧠 The Why | 原因解剖
老廃物は誰もが同じ名前で溜まります。
まず一つはっきりさせておきます。
体内で生成される老廃物 — 余剰な体水分(水毒・湿痰)、滞った食べ物のカス(食積)、硬くなった循環(瘀血) — このような老廃物そのものは人の体質とは無関係に同じ名前で溜まります。
西洋医学でインスリン抵抗性・内毒素・慢性的な低強度炎症と呼ぶ場所と、実質的には同じ場所を漢方医学では異なるように呼んできたのです。
太陰人の体にも痰飲が溜まり、少陽人の体にも痰飲が溜まり、少陰人の体にも痰飲が溜まります。
老廃物そのものは普遍的な現象です。
ただし同じ老廃物でも、人によって溜まる形と場所は異なって現れます。
このような異なる形を量的に示すのがインバディです。
インバディが示す三つの形
1) 体水分が多く溜まった形
腎臓・リンパの循環が滞ると、排出されるべき水が体に留まります。
むくみ指数(ECW/TBW)が高く出ている方たちです。
この形はカロリーを減らして運動しても、なかなか改善されません。
減るのは体水分だけで、薬をやめるとまた溜まります。
西洋医学ではむくみ型肥満において、インスリン抵抗性をしばしば一緒に見ます[1]。
2) 体脂肪が多く溜まった形
消化できない食べ物が腸に残り毒素となり、余剰カロリーが内臓脂肪として溜まる形です。
体脂肪率と内臓脂肪レベルが両方高く出ます。
この形はカロリーを減らすだけでは解決しません。
腸壁に付着した老廃物から空にする必要があります。
便秘もないのに下腹だけが出ている理由で診断の流れを、
甘露水と 解毒丸で排出する方法を扱いました。
3) 筋肉が不足していて体脂肪だけが溜まった形 (隠れ肥満)
体重は平均であるが筋肉量が少なく体脂肪率は高い方たちです。
西洋医学ではサルコペニア肥満(筋肉減少性肥満)と呼びます。
基礎代謝が低いため、少なく食べても太り、食事を減らすと筋肉から先に落ちます。
この形は減らす処方ではなく、補う処方から始まります。
補気と筋力運動を伴わなければ、ダイエットが逆に体を傷つけてしまいます。
三つの形が混在している場合も一般的です。